SUMMER FABRIC~イタリア服地~|堂島店(大阪)
いつもご覧いただきましてありがとうございます。
前回のSUMMER FABRIC~英国服地~に続き、イタリア服地のなかから今夏の気分のものを並べてみます。
TRABALDO TOGNA-トラバルト・トーニャ-
estrato
(WOOL 100%)
イタリア服地の中では、柔らかさにプラスしてほど良い打込み感もあり万人受けするタイプの服地です。
さらに、最大の特長は伸縮性。個人的にWOOL100%のなかでは、DORMEUILのEXELと並び筆頭格の伸縮率を持っていると思います。
上品な雰囲気と伸縮性を活かしてスラックスでのオーダーをされる方もちらほら。
見た目と実用性のバランスが取れたおすすめの1着です。
DRAGO-ドラゴ-
SUPER130’S
(WOOL 100%)
シャリ感のある手触りが印象的。使われている素材は繊細なものだけど、やわな感じのない織上がりでスーツとしての仕上りも期待できそう。
写真の2着はどちらもウィンドー・ペインの青色が冴えていてデザイン性も◎です。
REDA-レダ-
ICESENSE
(WOOL 100%)
夏服としての機能性はもちろん申し分ないのですが、
僕としては、写真にある紺無地の色出しがかなり気に入っています。
黒糸との交織により生地全体に深みが表れていて、シンプルさで人を惹きつける服地です。
ARISTON-アリストン-
紺地にくすんだ赤色ストライプ。この効かせ方はなかなかニクいです。
柄・配色・光沢・質感など、全体的に文句なしのカッコよさ。間違いなくワードローブの主役になる顔をしています。
個人的に、今回ご紹介するなかではイチオシの服地です。
以上が僕の主観によるイタリア服地のご案内でした。
少しでも参考にしていただけるところがあればと思います。
服地選びというのはどれだけイメージを固めていても、
実際にそれらを前にすると思わぬポイントに魅了され、もう一度悩みなおして…というようなものです。
ぜひ、そんな時間も楽しんでくださいね。