2021/SPRING&SUMMER 新着シャツ生地入荷!|銀座店
2021-04-09|銀座店|
クールビスを前にして新作のシャツ生地が入荷しました。新入荷の生地は素性規格と照らし合わせながら手感触を確かめてから店だしをします。それまで展開していた生地は受注動向を鑑み悲喜交々しながら品切れ生地をドロップします。この作業は大変重要な行程です。これをするしないのではお客様への生地のお薦めのクオリティに左右するので手抜きは出来ません。この作業の最初のうちはスタッフどうしで生地に関して真剣な議論をするのですが、いつの間にか「これで作ろう!これイイな〜」とか物欲の話になるのもこの仕事をしている性ですね(笑)
今回入荷したシャツ生地及び今シーズンのおすすめ生地の一部をご紹介させていただきます。
■THOMAS MASON(トーマス・メイソン)
当店で扱う欧州産シャツ生地のなかで最上級クラスのメーカーブランドです。コレクションは100番~120番双使いの「シルバーライン」、140番双糸使いの「ゴールドライン」、機能性生地の「ジャーニーライン」を数多く展開しております。それぞれの生地についているサブネームは英国のいろんな地名が付いているところに拘りと伝統を感じます。
■マドラスチェック柄
マドラス柄も品の良いモノを裏メニュー的にご案内いたしております。コットン100%、通好みのコットン・ラミー(麻)混紡の生地も入荷致しました。こうなるとデザインはトラディショナルなボタンダウン一択ですかね…
■リネン&シアサッカー生地
エアコンが普及する前は現実的な夏のビジネスシャツだった麻やシアサッカー。サスティナブルをテーマにする社会状況から考えるとクールビスシーンで大活躍して良いと思えるシャツ生地です。通気性と肌触りは機能性シャツ地を超越しています。問題はシワ。アイディアとして俗称クレリック仕様(カラーとカフを白無地綿素材にする)にして、その部分だけアイロンを当てればビジネスでもいけるんじゃないでしょうか。もしくは、そのままでシワを装う粋な人になるのも良いと思います!
■リバティ プリント
この生地をビジネスユースで注文をいただくことはほとんどありません。というかそのように捉えてはいけませんね(笑)。カジュアルユースでもエレガントなシーン用のシャツとしてお薦めです。これを着こなせるのは活きのいい20歳台か50歳過ぎの男性、もしくは優雅な女性なのかなとイメージしました。ビジネス世代にはちょっと無理かな~。
■クラシックストライプ
成熟した大人が着るべきシャツ柄です。プレーンスーツのインナーとして控えめにアイデンティティを表現するコーディネートが気分です。オルタネート、マルチ、ダブルなど多種多様なストライプがあり生地撰びには悩み多きモノかもしれません。そんなときは私共にご相談ください。「お客様の好き好きですから…」と煙に巻くことなく必ずお似合いのストライプをお探しいたします!
■リンクルフリー (形態安定生地) ※定番展開
アイロン掛けの手間も少なく忙しいビジネス世代にお薦めの素材です。ブロード、ピンオックス、ツイル、バスケット、ヘリンボーン等、在庫を切らす事なく展開しています。リピート受注や複数受注が多いのもその人気を物語ります。
上記でご案内したシャツ生地は展開の中の一部です。たくさんのシャツ生地からお気に入りのシャツをオーダーいただけるよう都度毎に買い付けておりますのでご要望を申し付けください。
銀座店 古賀
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