冬を楽しむスーツ服地|京都本店
2024-11-08|京都本店|
ようやく夕方から夜にかけて涼しくなってきました。これからは秋冬に向けて本格的な服探しが始まります。秋冬の素材と言えばフランネル。 太く短い「紡毛糸」を使った平織りの織物のことを言いますが、フランネルよりもさらに厚手のフランネルは「フラノ」と呼ばれます。よく「ネルシャツ」と言いますが、あれは「フランネルシャツ」を略した言葉なんですね。
京都本店がオススメするフランネル3選のご紹介です。
①【 CANONICO 】FLANNEL
これぞNo1,フランネル。 質よし・カラーバリエーションよし・仕上がりの柔らかさよし、価格よし、の4拍子揃った服地です。色柄も豊富で、スーツに仕立て上がった時の服の重量感もフランネルの中ではとてもライトです。フランネル入門にオススメです。
コストパフォーマンスに優れ過ぎている為、色柄違いで持っていても良いかと思います。 毛足は長く指で触れた時のタッチ感は、ふんわり柔らか。上質な毛布のような優しい感触です。 さすがイタリア!
②【 William Halstead 】CROWN FLANNEL
ウィリアム・ハルステッド社から新しいコレクションとして登場した”クラウンフランネル”シリーズです。毛足は程よく長くフランネルのふんわり感もありながら、英国服地特有の「ズッシリ」と糸の密度の濃さを感じる服地です。
服地自体も450gmsと重量感があり、素直に「いい服を着たい」と言う方にオススメです。服好きの方には、絶対に満足いただける服地です。 ①カノニコ の毛足の長さと同じくらいです。
③【 HERITAGE FLANNEL 】
愛知県尾州で織られた本家ジャパニーズフランネルです。JUNやVANのジャパントラッドが全盛期だった頃の古き良き時代のフランネルを、当時と同じ製法で現代に復刻させた服地です。
フランネル特有のふんわり感は①カノニコなどに比べると毛足が短く少ないですが、これ日本製!と言わんばかりの打ち込みの強さから、「ムチっ」とした目の詰まり感が特徴です! 英国フラノテイストで、スーツの仕立て上がりは服のラインがとても美しく出ます。
今季はどれにしようかな。。。服選びは楽しくなりますね。