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衝動買い|京都本店

2016-01-12|

先日、前から気になっていた家のすぐ近所の眼鏡屋に行ってきました。

私は店主さんがお一人でお店をされている、こじんまりとした(失礼!?)眼鏡屋がとても好きで、店主さんの趣味嗜好にもよりますがこう言ったお店には掘り出し物や珍しい物がたくさんあると思っているからです。
今回も掘り出し物がないかなと思い行ってきました。

入店。
BGMも流れていない静かな店内で、店主さんと無言の2人きりの時間。
この時間が緊張感とワクワク感があり、とてもテンションが上がります。

ザッと店内の商品を一通り見終わった後、入店5分で即購入決定。

見つけたのは、今は売っていない Ray-Ban 「WAYFARER MAX」
20~30年以上前の眼鏡が、新品のデッドストックで今もなお売っているのは奇跡に近い。これは買わなければ。店主さんが昔からレイバンが大好きで、当時より扱っていた物が売れ残りその中の一点でした。

ウェイファーラーらしいブラックフェイスに、MAXの特徴であるサーモント型。
ゴールドパーツがとてもラグジュアリーで、スーツにもとても似合いそうです。

現行品ではサーモント型は「CLUBMASTER」と言うモデルがありますが、やはり形やデザインはウェイファーラーが一番です。

今のレイバンは製造がイタリアや韓国に変わっていたりしますが、この時期のレイバンはもちろんU.S.A製。 レンズも現行のようなプラスティックではなく、コンタクトレンズで有名なボシュロム社のガラスレンズ。
レンズ中央の端(テンプル側)には、BLの刻印があります。

ケースも経年劣化をすることなくとても綺麗で、オーナーがとても大切に保管して下さっていたのがよくわかります。値段も赤札が付いており、当時の定価の半額に近い価格で購入できました。私のような変わり者をずっと待っていてくれていたのでしょうか。初詣でおみくじを引いたら2年連続で大吉だったので、その効力がありました。(笑) 

私の父が若かった時代、フレームとガラスレンズのセットで10万円なんて普通でしたが、それが今では中国製が世に溢れレンズもプラスティックになり、言い方を変えるととても手の届きやすい価格になりファッションの1アイテムとなりました。

しかしその分プラステックレンズは消耗が激しく、経年劣化や温度変化などでレンズが曲がり湾曲していき、購入当時と同じ感覚で物が見れなくなるとも言います。

眼鏡以外にもこう言ったクラシックなブランドは、その当時の作りやデザインの良さにすごく物作りの魅力を感じ、私はすぐに欲しい気持ちをグッとこらえて良い物を探す旅に出ます。

学生時代に穿いていたLevi’s 501 47年モデルを再び買い直したこともあり、昔に母から譲り受けたデミブロンド調ウェイファラーとこいつで今年は楽しみたいと思います。

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