ビスポークシューメーカー Shoe Scape|京都本店
先日、JOHN LOBBの話題を書きましたが、今回も靴のお話です。
ご縁あって京都でビスポークシューズ職人をされている萩原さんにご招待をいただき、
ビスポークシューメーカー「Shoe Scape」さんの展示会に行ってきました。
靴の展示会だと言う事で気合を入れ、私は先日パリに行った時にウエストンショップで購入した「310 オックスフォード」でクラシックに、堂島店スタッフは今流行りのネイビーレザーのビットローファーでスポーティーに決めてみました。
展示会の会場は、風情が漂い格子戸の街並みが幾度と続くとても雅な街「祇園」。
大通りから一本入り路地をさらに歩けば、会場がありました。
この展示会のコンセプトは、「京都の一年のこよみを靴で表現する」。
Shoe ScapeさんのHPより、萩原さんの言葉をお借りいたしまして、
『京都靴景』~Kyoto Shoe Scape~では靴の展示と共に、京都で過ごす中での一年の催しや季節の楽しみを、私なりにですが一部パネルにして展示します。
また、より京都の魅力を楽しんでもらいたいと思い、京都に関わりの深い知人にご協力いただきました。
会場である「鍵善良房さん」、狂言師・俳優の茂山逸平氏、狂言師の島田洋海氏、祇園茶屋の坂田憲治氏にご協力いただきまして、京都に住まう人ならではの京都の楽しみ方をご紹介いただきます。
和菓子や狂言から感じる京都の季節、京都に住まうということ、祇園の四季について…。
いただいた貴重なお話や写真をパネルにより展示しています。会場で流れるBGMにも耳を傾けてみてください。サウンドスケープという概念からも京都を感じていただけるよう、趣向を凝らしています。その時期の行事ごとを確認しながら、季節ごとに合わせて創られた靴とあなたの描く京都の一年を共に歩いて、お楽しみいただければうれしく思います。
受付を終え、京町屋の階段を登り、その先に見えてくる美しい光景の数々。
萩原さんの作品は、靴の枠を越え「アート」ではなく、正に芸術。
と、同時に生粋の京都っ子である私が感動致しましたのが、会場に流れているBGM。
萩原さんご本人が、京都の街の音・お祭りのお囃子・人の歩く足音・川の流れ などなどを録音・編集し、パソコンモニターにスライドショーで映し出されるご自身で撮られた京都の四季の写真に合わせて流れていました。
私は幼い頃からお囃子の音色を聞くと、短い夏が過ぎてゆく寂
しさを感じ心が切なくなり、あとからゆっくりと和んでくるのはやっぱり京都人の証拠なんですかね。
言葉ではお伝えする事が難しいぐらいの美しく素晴らしい萩原さんの靴の世界を、京都のこよみの流れを感じながら是非、ご覧くださいませ。
靴は履いてこそ楽しむものだと思っていましたが、見ているだけでも職人の魂や一針一針入れていくステッチに乗せられた想いなどを感じますね。
1階の受付奥の部屋では、靴を並行して製作されている小物類も。
最後にメッセージノートに、展示会の感動を一筆したためさせていただきました。
萩原さん
この度は、展示会にお誘いいただきましてありがとうございます。
次は工房におじゃまさせていただきたいと思いますので、宜しくお願い致します!
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