少しだけサスティナブルなオーダーシャツ|銀座店
京都ビスポークのオーダーシャツは襟や袖口が傷んだ場合でも捨てる事なく、仕立て残りの残布やクレリック(白地)にする事でリフレッシュする事ができます。その際は同じ仕様で交換するのも良いですが仕様を変える事で新たな雰囲気で着れるのも交換する楽しみです。先日お客様から依頼を受けたお品物が仕上がってきたのでご本人様の了承の上、紹介いたします。
その一 ~スーツに合わせられるリバティプリントシャツ~
普段使い用のシャツとしてオーダーいただいたシャツのカラーとカフ交換することで、スーツに合わせるように変更したいとおっしゃられていた。ジャケットを着用した時、クレリックにすれば少し控えめな印象になり、逆にリバティ柄も活きてくるとイメージされたそうだ。お客様のこのセンスはすばらしいと思った。ジャケットとネクタイの狭間からちらっと見えるところに英国的服装哲学「UNDER STATEMENT(控えめにする事)」を感じる。
その二 ~ジャスミュージシャンに憧れて~
同じお客様のシャツ。カラーが相当傷んだので交換したいとの事。どうせ交換するのであれば、久しぶりにカラークリップをして好きだったジャズミュージシャンのVゾーンしてみたいそうだ。誰にオマージュされているのか次来店されたときに聞くとしよう。現在、店舗でのシャツオーダーでもピンホールやタブカラーの注文が増えてきて、お客様のお好みもワイドカラー一辺倒だったのが最近ちょっとかわってきた気がする。
銀座店 古賀一範
■襟(カラー)交換 ¥2,000+税
■袖口(カフ)交換 ¥2,000+税
※京都ビスポークにて注文いただいたシャツに限り承ります
※感染症拡大阻止のため、クリーニングされたシャツでご依頼ください
※納期は受注時に担当へご確認ください