その③ 一期一会(いちごいちえ)|全店
茶道から来ている言葉である。
この茶会に参加している人と、この日・この時間・この場所で集えることを一生の大切な思い出にし、【互いに最高のおもてなしをしなさい】という心。
「もしかしたらもう二度と会えないかもしれない」という深い思いで人に接しなさい。
日々、戦が行われている戦国時代。武士は張り詰めた緊張感で毎日を過ごすなか、少しの気持ちの緩和を求めて、互いを信じる親しい仲間と茶室に入ったと言われています。心身共にリラックスしながらお茶を楽しんだのですね。
そんな時代だったからこそ、「今日会えても、もう二度と会えない・・・」ということもあったそうです。
注)マナーを知らず、普段の感覚で茶室に時計や指輪を付けていきましたが、茶室では古くから代々受け継がれている大切な茶碗や、国宝級の職人が作る高級な茶碗などが扱われる為、「決して茶碗に傷をつけないように」と装飾品を付けるのはNGとされています。