ご挨拶。|京都本店全店
いつも京都ビスポークをご利用いいただきまして、誠にありがとうございます。京都ビスポーク京都本店 酒井です。
この度、京都本店は10月10日で開店14年を迎えました。並びに京都ビスポーク堂島店も、今年の4月30日をもちまして、開店10年を迎えました。様々な環境変化や社会情勢がある中、長きに渡り京都本店・堂島店を存続させる事が出来たのは、両店を愛してくださる皆様のお力だと素直に想います。本当にありがとうございました。
産まれも育ちも京都の私は、2013年の5月に京都ビスポーク 京都本店に加わりました。この頃の京都本店は、店主の高橋・マスターテーラーの森下・女性スタッフ1名で京都店(現:京都本店)を運営をしており、慌ただしく3年目を迎えようとしていた頃だったと思います。それまで私は関東に住んでおり、京都時代を含め10年以上の販売や服飾業界を経験した後、関東で別の仕立屋で勤めておりました。その後に関西に戻ることになり、数年の勤務の後に古巣を後にしました。
私が古巣を抜けた事が様々な人を伝い、遠く離れた京都の地に店を構える店主 高橋の耳に入ったそうです。そしてご縁あって私は京都ビスポーク 京都店に籍を置くことになりました。
そこからはや11年、様々な事が私を大きく成長させてくれました。日々お会いするお客様・どんどん京都ビスポークに加入する年下の勢いある若い力の数々・自身の家族・そして変わりゆく世界のファッション。
京都店加入当時から仲良くさせていただいていたお客様の生活環境や家族構成も変わり、お客様と一緒に同じ11年を過ごさせていただき、私の成長をお客様がしてくださり、お客様の成長をおこがましくも私が見守りと、貴重な11年を過ごさせていただきました事に感慨深さを感じると共に、この上なき感謝をしております。ありがとうございました。
私達はこれから先も、時代や流行・噂に惑わされずに、「私達がやるべき仕事」を京都ビスポークの理念の中で常に行なっていきます。そして先代の教えを胸に利他の精神のもと、「お客様の心身ともにフィットする最高のオーダースーツ」を志し、やるべき仕事を全う致します。
お店や働く私達がまだまだ未熟で至らぬ点も多々ございますが、私達の成長を末長く見守ってくださる為だと思って、この先も懲りずに私達にお付き合いをいただけますと大変幸いです。
京都ビスポーク京都本店 酒井