旬を装う「粋」|銀座店
2020-11-07|銀座店|
立冬も過ぎて、ふと想うことがありこのスーツを着て出勤した。
「旬を装う粋を忘れてしまってはいないか?」
クールビズ等の社会的状況をきっかけとしたオールシーズン服地の人気は、そのツヤ感のお洒落さや着用期間の幅広さ、同時に経済的に着こなせる事がさらに後押しし、お客様からご注文の多い服地であることは間違いありません。案内する私共もお客様に間違いなく安心してお薦めできる服地として、その辺を頼りにしていることが多いのも事実です。
私は洋服について、何が正しく何が間違いかを議論することに興味はありません。
楽しく洋服を着る。洋服を着て元気になる。そのことが重要だと考えます。
それはそこに私共の役目があるからです。
今年の冬は
「フランネルスーツを着る」
「コートを羽織るときはグローブをする」
「白シャツを着る」
ことに粋(自己満足)を求めようと思います。
きっと粋の良い冬になるはずです(笑)