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FRONTIER (ENG)|京都本店

2020-07-01|

HARRISONS OF EDINBURGH  【FRONTIER】

 

古き良き時代の製作の流れを今もなお継承し続ける、英国王室御用達の「HARRISONS OF EDINBURGH」
その中でも世界的に有名な名作「FRONTIER(フロンティア)」です。
スーツの聖地「サヴィル・ロウ」において、定番の合服地として長い間親しまれてきたのがこのFRONTIER。太い羊毛を用いたこの服地の持つ抜群のハリとコシ、平織りの柔軟性によって形成される仕立ての気品ある美しさと、優れたシワの回復力が高い評価を受けてきました。ヘビーウエイト300g(通常、イタリア生地の春夏物では230~250gあたりが定番)と言うスペックにより、春から秋にかけて着用できるのも長く愛されてきた理由の一つです。
柄幅 2㎝近くあるワイドピッチのストライプですが、ストライプ自体がスーツと同系色(グレー系)為、派手に見えず目立ちません。これが白のストライプですと、線も太くしっかりとしたペンシルストライプですので目立ちますね。
裏地はグレーと相性が良いピンク・パープル系の色目をチョイスしていただきました。釦はスーツ全体の明るい印象をギュッと引き締める為に、濃茶の水牛釦をつけていただいております。服地に馴染み調和が取れる色目ですので、高級感がさらに増します。
ここ近年のオーダースーツブームによって、艶のある服地からこのような厚くハリのある英国服地まで幅広くご注文が増えてきております。「素材の良さ」と「仕立て上がりの美しさ」を直で感じていただける服地ですので、ご案内をさせていただく私達にとってはとても嬉しい事です。是非、皆様に「英国服地の仕立て感」を一度は感じていただきたいと思います。 T様、ありがとうござました。

 

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