FORMAL SUIT のお話|京都本店
2013-08-18|京都本店|
昨日の夜、嵐が出演しているテレビ番組を見ていましたら、嵐のメンバーは全員レザー素材のブルゾンやライダースを着ていました。
もう秋ですね。 そろそろツィードが恋しくなる季節です・・・。
本日はフォーマルスーツのお話です。
当店でもご注文が多くなりましたフォーマルスーツ。
知り合いのご結婚式に参加される方や、パーティーにご出席される方・人前でお話をされる時の一張羅としてオーダーいただける方など、用途は様々。
そんなフォーマルスーツのディテールやセレクトいただくお色について、簡単にご紹介いたします。
日本ではブラックのフォーマルウェアが一般的。これは日本特有の考え方で、日本古来の紋付袴からきていると言われています。
しかしイタリアやフランスを含めたヨーロッパでは、ブラックではなくダークネイビー(ミッドナイトブルー)を着用されると聞きます。(弔辞は×)
その影響もあってか、結婚式を含めた慶事のフォーマルドレスコードも変わってきており、十数年前には確実にNGだった事が今ではOKと言う場合が多いようです。
・パンツの裾口を折り返しのあるダブルにする
・ジャケットの袖口のボタンの数(4つは縁起が悪い)
・サイドベント(フォーマルウェアはノーベント、サイドベントは乗馬時のディテールだと言われています。) など。
ご紹介いたしましたダークネイビー(ミッドナイトブルー)は、室内ではブラックに見えますが、夜の光に照らされると柔らかく、ほんのりとネイビーが顔を出します。
【FINTES】 Wool 100% 280g/m Super 110’S Made In Italy
一般的にネイビースーツは「学生っぽい」とイメージをされがちですが、なんの飾りもない無地のシンプルなダークネイビースーツを、身体にジャストサイズで綺麗に合わせてこそ「紳士のフォーマルウェア」だと感じます。(偉そうに言ってすいません。)
ネイビースーツは、清潔感・爽やかさを演出する他に、若々しさや見た目の軽さも演出致します。
さらにビジネスやプライベートでもネイビースーツのジャケットだけを使い、ライトグレーパンツやベージュのコットンパンツ・デニムなどを合わせる事ができ、紺ブレ感覚で羽織れ着回しがききます。
こんなにお洒落で万能なネイビースーツ、一着はおさえておきたいですね。