祇園宮川町 水源亭|京都本店
4年ほど振りに会う知人と食事に行きました。
今回は京都らしいものを食べようというコンセプトのもと、祇園宮川町にある水源亭
さんに行きました。
今回私たちのテーブルを担当してくださった酒師の方が、本日の食材をとても丁寧に説明してくださいました。
あまりの丁寧ぶりにだんだん決断力が低下してきたため、予算を決めてアラカルトでオーダーをすることにしました。
前菜盛り合わせ
エビと湯葉はあえて下味をつけておらず、水源亭さんご自慢の10種類の塩から。好きなもので召し上がりくださいとのこと。
10種類もあると迷ってしまうのですが、そこで酒師さんから「エビには海系の塩、湯葉には岩塩などの塩が合いますよ」とありがたいアドバイスをいただいて選びました。
近江軍鶏の刺身盛り
白身やもも、砂ズリ、すい臓などいろいろな部位を新鮮な刺身でいただきました。
焼いた鰆にすだちを絞って
お酒も各種豊富に取りそろえられてますが、リクエストをするとオリジナルのカクテルを作ってくれます。
こちらは洋ナシをベースにしたカクテル。
とても香りがよくさっぱりとして美味しかったです。
太刀魚と舞茸、花びら茸の天ぷら
楽しみにしていた水源亭さんの軍鶏。
軍鶏すきが有名ですが、今回は焼きでお願いしました。
柚子胡椒と白髪ねぎでいただきました。
香ばしいしやわらかいし付け合わせとの相性も最高で私も知人も絶賛でした。
卵かけごはんが美味しいと聞いていたので締めとしてオーダーしたら、予想以上のものが出てきて二人ともびっくりです・・・。
昼間に食べる定食だと言っても誰もが信じるような量ですよね。
ごはんにはもともと卵白だけがからめられています。
軍鶏の卵黄が2つ付いてきて、はじめの1つはあまり混ぜすぎないで食べてほしいとのこと。
2つめの卵は自由にしてよいということで、たっぷり混ぜ合わせて美味しくいただきました。
ごはんだけでも下味がついていてすごく美味しいです。
予想外の量にお腹に入りきるかどうか心配でしたが問題なく完食しました。
さらにこの後デザートもちゃっかりオーダーして食事を終わらせました。
はじめは無口だった大将も料理半ばから楽しく会話してくれるようになり、とても素敵な時間を過ごすことができました。
仕事を聞かれて、店の話をさせていただいたところ、大将もそばで聞いていた酒師の方もオーダースーツの価格にとても驚かれていました。
お二人とも、次はそちらの店で会いましょうとおっしゃってくれました。
お願いしていた予算以上の大満足が得られました。
次回は軍鶏すきを食べに行きます。